ClaudeCodeのインストール方法【Windows編】WSL2を使った完全ガイド
「ClaudeCodeをWindowsに入れたい」「WSL2って何?難しそう…」という方のために、この記事ではWindows PCへのClaudeCodeインストール手順を、最初のWSL2セットアップから丁寧に解説します。
少し手順が多いですが、一つひとつ確認しながら進めれば必ずインストールできます。
なぜWindowsにWSL2が必要なの?
ClaudeCodeはもともとMacやLinuxで動くことを前提に作られています。Windowsでは直接動かすことが難しいため、**WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)**という仕組みを使います。
WSL2とは「Windows上でLinuxというOSを動かす機能」です。難しく聞こえますが、Microsoftが公式に提供している機能なので、安心して使えます。一度セットアップすれば、その後はMacと同じような使い心地でClaudeCodeを使えます。
インストール前の確認
必要なもの
- Windows 10(バージョン2004以降)またはWindows 11
- インターネット接続
- Anthropicのアカウント(無料で作れます)
Windowsのバージョン確認方法
Windows + R を押して、「winver」と入力してEnterを押します。表示された画面でWindowsのバージョンを確認してください。
Windows 10の場合、バージョン2004(ビルド19041)以降が必要です。古い場合はWindows Updateで更新してください。
全体の流れ
インストールは以下の5ステップです。
- WSL2をインストールする
- Ubuntuをセットアップする
- Node.jsをインストールする
- ClaudeCodeをインストールする
- ログインして動作確認する
ステップ1:WSL2をインストールする
PowerShellを管理者として開く
まず「PowerShell」というWindowsの高機能コマンドツールを管理者権限で開きます。
- 画面左下のスタートボタン(Windowsロゴ)を右クリックします
- メニューの中から「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選びます
- 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれたら「はい」をクリックします
青い画面が開きます。ここにコマンドを入力します。
WSL2をインストールするコマンドを実行する
以下のコマンドをコピーして、PowerShellに貼り付けてEnterを押します:
wsl --install
このコマンドで:
- WSL2の有効化
- 仮想マシン機能の有効化
- Ubuntuのインストール
が自動で行われます。
インストールが完了したら、パソコンを再起動してください。
再起動後の確認
再起動後、Ubuntuの初期設定画面が自動で開きます。もし開かない場合は、スタートメニューから「Ubuntu」を探して起動してください。
ステップ2:Ubuntuの初期設定をする
Ubuntuが初めて起動すると、ユーザー名とパスワードの設定を求められます。
ユーザー名を設定する
Enter new UNIX username:
と表示されたら、好きなユーザー名(英小文字とハイフンのみ使用可)を入力してEnterを押します。例:yamada や taro
パスワードを設定する
New password:
と表示されたら、パスワードを入力します。入力中は文字が表示されませんが、正常です。入力後Enterを押します。
Retype new password:
もう一度同じパスワードを入力してEnterを押します。
「Installation successful!」のようなメッセージが出ればセットアップ完了です。
UbuntuのPackageを最新にする
以下のコマンドを実行して、Ubuntuのソフトウェアを最新の状態にします:
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
パスワードを聞かれたら、先ほど設定したパスワードを入力してEnterを押します(入力中は表示されません)。少し時間がかかります。
ステップ3:Node.jsをインストールする
ClaudeCodeを動かすために必要な「Node.js」をインストールします。
nvmをインストールする
Node.jsを管理するためのツール「nvm」を先にインストールします:
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash
インストールが完了したら、以下のコマンドで設定を反映させます:
source ~/.bashrc
nvmが入ったか確認する
nvm --version
バージョン番号が表示されれば成功です。
Node.jsをインストールする
nvm install --lts
最新の安定版Node.jsがインストールされます。
インストール確認
node --version
npm --version
どちらもバージョン番号が表示されればOKです。
ステップ4:ClaudeCodeをインストールする
準備が整ったら、ClaudeCodeをインストールします。
インストールコマンドを実行する
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
少し時間がかかりますが、完了を待ちましょう。
インストール確認
claude --version
バージョン番号が表示されれば、インストール成功です。
ステップ5:ログインして動作確認する
ClaudeCodeを起動する
デスクトップのような場所(ここではホームディレクトリ)でClaudeCodeを起動してみます:
cd ~
claude
ブラウザでログインする
初回起動時は、Anthropicのログイン画面が表示されます。WindowsのブラウザでAnthropicアカウントにログインすると、認証が完了します。
もしブラウザが自動で開かない場合は、ターミナルに表示されたURLをコピーして、手動でブラウザに貼り付けてください。
最初のメッセージを送ってみる
ログインが完了したら、日本語で話しかけてみましょう:
> こんにちは。ClaudeCodeのインストールが完了しました。
ClaudeCodeが返事をしてくれれば成功です!
終了する方法
> /exit
または Ctrl + C を押します。
Windows Terminalを設定する(任意・快適さUP)
WSL2のUbuntuを使うとき、Windows Terminalというアプリを使うと見やすくて便利です。
Windows Terminalのインストール
Microsoft Store(スタートメニューから検索できます)で「Windows Terminal」を検索して無料でインストールできます。
インストール後、Windows TerminalからUbuntu(WSL)を選んで起動できます。設定でフォントや色も変えられるので、使いやすくカスタマイズしてみてください。
よくあるトラブルと解決方法
「wsl --install」でエラーが出る
Windowsのバージョンが古い可能性があります。Windows Updateを実行して最新の状態にしてから、もう一度試してください。
また、BIOSの仮想化設定(Virtualization Technology)が有効になっていることを確認してください。パソコンメーカーによって設定方法が異なるため、「自分のパソコン名 BIOS 仮想化 有効」で検索してみてください。
Ubuntuが起動しない
スタートメニューで「Ubuntu」を検索して起動してみてください。それでも起動しない場合は、PowerShellで以下を実行します:
wsl --set-default-version 2
wsl --install -d Ubuntu
「command not found: claude」と表示される
Node.jsとnpmのパスが正しく設定されていない可能性があります:
nvm use --lts
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
を再実行してみてください。
文字化けする
Ubuntuの日本語設定が必要な場合があります:
sudo apt install -y language-pack-ja
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
実行後、Ubuntuを再起動(ウィンドウを閉じて再度開く)してください。
Windowsのファイルにアクセスする方法
WSL2のUbuntu上でWindowsのファイルにアクセスするには、/mnt/c/ 以下を参照します。
例えば、Cドライブのユーザーフォルダのデスクトップにアクセスするには:
cd /mnt/c/Users/あなたのユーザー名/Desktop
このフォルダでClaudeCodeを起動すれば、デスクトップにあるファイルを操作できます。
次のステップ
インストールが完了したら、以下の記事で使い方を学びましょう:
まとめ
WindowsへのClaudeCodeインストール手順をまとめます:
- WSL2のインストール:PowerShellで
wsl --installを実行してPCを再起動 - Ubuntuのセットアップ:ユーザー名とパスワードを設定、パッケージを更新
- Node.jsのインストール:nvmを使って
nvm install --lts - ClaudeCodeのインストール:
npm install -g @anthropic-ai/claude-code - 起動・ログイン:
claudeコマンドで起動してAnthropicアカウントでログイン
WSL2のセットアップが少し手間ですが、一度やってしまえば後は快適に使えます。手順通りに進めれば、プログラミング経験がなくても必ずインストールできます。
Macの場合は Mac版インストール手順 をご覧ください。